"Hotさ"と"Coolさ"と。なんでそんなに"いい感じ"に物事を進めていけるの、なんなの、という。
これは仕事だけじゃなく、就職活動や趣味、人間関係においてもだけど
なんというか、上手にものごとを進めていく人間は基本的にHotかつCoolなところがそれぞれある。
担当領域、担当分野、というか責任領域に対してはとても熱心。
自分にかかわる取り組みにおける成功をコミットメントするものの、
とはいえうまくいかないものを無理を承知で頑張りまくるような程度の低さはなく、
結局のところ事業撤退、つまりやめること、引き際に関しては超ドライであったりする。
巷で言うところのプロデューサー、プロジェクトマネージャーみたいな、
プロジェクト単位でものごとを判断して進めていく人たちは、とてもバランス感覚が良くて、というかすごくて
「それだけ」を上手くいかせるようにいろいろしながら「それだけがすべてじゃない」という意識も持ち合わせている。
事業や商品としての成功=安定収益化みたいなものを見据えながら、目の前のことを処理していくし、とはいえちゃんとすぐに儲かるようにもって行く。
なんだこれ、とてもすごい。めっちゃむずい。
思うところ、キーワードとしては、以下のものがなんかヒントになりそう。
1.クリティカルに。
考える、実施する、評価する、(情報を)収集する、指示を出す。
これらの数をなるべく減らす。しかしそれで抜け漏れちゃ本末転倒。
各動きが、必要とされる何かに対してクリティカルであることが重要。
自分の動きは「それさえすれば大丈夫」であって、同時に「それだけはしなくちゃいけない」であるべき。
最小の工数で、最大の影響を持とう。
そのために議題の設定や解決すべきテーマの選定には時間をかけよう。
2.人間らしい生活。
もちろん、大事な時期は一日が50時間あってもまったく足りないくらい忙しいかもしれない。
それでも睡眠と風呂は大事だ。
パフォーマンスを落としてしまっては、とても良くない循環に叩き落されることとなる。
そもそもスケジュールは余裕を持って組むべきだし、無理をしてでも調子が良くないときは休もう。
常にハイパフォーマンスで勝負に臨もう。
3.細かくないところから決めていく。
「クオリティは細部に宿る」みたいなのは昨今のWebサービスにおいてはとてもよく聞く標語ではあるが、いきなり細部を切り詰めていくほど余裕はない。
舵取りは全体が見えていないとできないし、まずは細かくない部分から固めてしまおう。
細かい部分や難しい部分は、それはもうそういうのが得意な人に任せてしまうのもありだと思う。
4.勝利のイメージを持っておく。
っていうか、そもそも上手くいかないことをやらされている時の精神的な参っちゃう度合いはハンパない。
ああもうこれ完全にストレスだわ、っていうかこれがストレスかはじめまして。って感じがして、とても後ろ向きになり、うつむきがちになり、めんどくさくなる。
負け癖がついてしまうと人生は最高につまらないし、仕事なんてその最たるものだろう。
でも、そんな難しいこと、やりごたえのあることなのであれば、上手くいけばヒーローになれるんだろう。(たぶん)
やりきる、というゴールを明確化し、超上手くいった場合の計算をしておこう。
頭と企画書のなかには不可能なんてないのだから、それくらいの妄想も許されるはず。
事業構想ではなく、事業妄想をちゃんとして、時々自分のモチベーションを充填しよう。
まだありそうなんだけど、先週なんとなく感じたのはそんなところ。
明日からまた怒涛の如く駆け抜けましょう。
なんつって。