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じぎょメモ

都内某社でデジタルマーケティングとか社内ライターとかしてがんばっている。勉強中で日頃気になったアレコレをまとめます。気持ちアドテク多めな気持ち。

【広告業界ニュース号外】ネイティブアドよ死語になれ。に思うこと。

 

 

お昼休みはウキウキウォッチ。あっちこっちそっちこっち全部会議。

どうもこんにちは、天気がいいので会議室がまぶしい高橋です。

期末なので吐きそうです。

 

表題の件について思ったことをティラティラかきます。

 

taichisugiura.com

 

お恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、書いてらっしゃる方は媒体側の方なのですね。

 

私からは2点まとめられればいいかなあと思います。

 

①ズレて(ると思われ)る点

②とても賛同できる点

 

①ズレて(ると思われ)る点について

発端はJIAA(日本インターネット広告推進委員会)でのネイティブ広告研究分科会にて起案されたガイドラインの発表(※)をご覧になってのことだそうです。

実は自分がこの研究文科会の評議員だったわけでありまして(途中で離脱して今は顔を出してないのですが)、もちろんこの辺の話も聞いていたりするわけですね。

その辺はまた適当な頃合いをみて言及できればとか。思ってます。

 

で、このように筆者は言うております。

 

ぼくにはむしろこのルールは、「宣告」のように見えました。
 
広告会社のプランナーへは、
「広告の力をもうあきらめてください」と、
 
メディアの編集者には、
「編集の力はもう必要ありませんよ」と、
 
アドテクのエンジニアには、
「精度の高いアルゴリズムはもういりませんよ」と、
 
そういう宣告に聞こえました。
 

 

ほう、なるほどですね。(業界人)

 

はたしてそうでしょうか。

個人的に広告だろうがそうでなかろうが、広告主も媒体もユーザービリティの前にはそんなことどうでもよくなると思うのです。

消費者にとって、良いものを届けられるかどうか(情報接触という意味ではフォーマットや、トンマナ、ターゲティングやタイミングなども)が、最も重要なんではないでしょうか。

 

そうなったときに、上記のプランナー(媒体やタイミングを選定する、訴求内容を考える)や編集者(トンマナ/メディナ内露出を考え調整する)や、アドテクエンジニア(消費者をターゲティングし、適切な人に適切な届け方を実行する)は、みなさんそれぞれ頑張ったら頑張っただけよいものになるように思えるのですが。あきらめられてしまうとちょっと広告主としてはつらいです。

 

コンテンツとして「広告」の背景を持つものを辛辣に評価する方々はおりますが、結局のところ素晴らしければそれはそれで良いのではないでしょうか?と思っちゃうのが自分であります。この記事にも「そうだ、京都いこう」の例がありますが、私自身もとてもすてきだと思いますし、大変すばらしいキャンペーンだと思います。

でも、その感動には「広告なのに」みたいな文脈は存在しません。

広告でも素晴らしいし、仮にそうでなくても変わらず素晴らしい出来栄えだと思います。

 

 

ううーん、なんだろう、このズレ。と思って読んでいたら、

 

タイアップ広告、つまりネイティブアドは、
このメディアを続ける上で、大切な収益源です。 

 

ああ、

 

ちなみに弊社ごとですが、CINRAが運営している『CINRA.NET』というカルチャーサイトのインタビューは、90%以上、タイアップです。
 
つまり、作品、商品、イベント、なんらかの告知のために、広告主からお金をいただいて、記事をつくっています(注:ニュース記事は販売していません)。

 

なるほど。CoreSix(ネイティブ広告として定義される6大分類)全てでのお話ではないようです。

 

ネイティブ広告にもいろいろございまして。

 

インフィードユニット:縦UIの媒体のコンテンツにしれっと挟まってるやつ。

Gunosy、Yahooインフィード(4月から解放)とかとか、ADNW系在庫にも多いですね。媒体も導入しやすいので。

 

レコメンドウィジェット:記事コンテンツの下の方に出る「あわせて読みたい」とか「関連記事」とか。

→Lifehackerとか新聞社系のニュースメディアさんとかとか。広告として、記事レコメンドツールとして導入されてるケースが多いですね。プラットフォームとしてはLoglyさんのZenbackとかOutbrainさんとか、最近Yahooさんもコンテンツディスカバリーとして米国第2位のTaboola社と組んでここに手を出しましたね。

 ※参照

pr.yahoo.co.jp

 

 

インアド(IABフォーマットに基づく):既存ディスプレイ枠の中にメディアトンマナを踏襲したクリエイティブを出す(だったきがする)

→なんだろ、ヒトクセさんのカメレオンプラットフォームとか?あれAMoAdやZucksさんにネイティブ広告出せるんですよね。個人的におもしろくてびっくりなサービスでした。(2社ともすでに自社でネイティブ広告在庫を集めてきておりますが。)

 

ペイドサーチ検索連動型広告

Googleさん、Yahooさんのあれですよ。っていうかここにもYahoo。

 

カスタム(分類不可):媒体独自の取組み

→LINEスタンプ、クックパッドレシピ広告、Pandoraプロモートプレイリストなど

 

 

あとリストなんたら、てきな、やつ・・・(まさかの失念

 

 

んで。

この媒体にとっての「ネイティブアド」はタイアップ形式のものなのですね。

つまり誘導された「先」にあるもの。理解しましたです。

 

JIAAでの議論の中心はインフィードユニットや、レコメンドウィジェット(巻き舌で業界人アピール)のような、大量露出型で、比較的、媒体(広告主もですけど)のハンドリングが利きにくい領域のソレ(誘導する元になるもの)についてがメインだったと記憶しております。(もちろん最終的にはタイアップ型も含め、ですが。)

 

要するにADNWやDSP、アドサーバ事業社によるターゲティング配信といった、媒体側でコントロールできないネイティブ広告の配信(枠から人へ的な)におけるリスク懸念の文脈が抜けていらっしゃるという認識です。

 

また、いわゆるディスクロージャー(広告明記)の話ですが、これも「これは広告です」みたいなものではなく、もうちょっとかっこいいのが採択されていく(すでにしてる)と考えます。

 

Powered by(広告主名)

 

とか

 

Promoted”, “Sponsored"や “Promoted Stories”なんて風に、掲載媒体テイストに複数用意されます。

 

※この辺、Gunosyさんなんかはしっかり切り替えてて上手だなあと思います。

 

この辺のライン引きは非ッッッ常に難しいところでありますが、業界の諸偉人方がうまーくやってくれるんでしょう。(すっとぼけ)

 

なので、安心していただいていいのかなあ、と思いました。

 

 

②とても賛同できる点

 

「ネイティブ広告」みたいな単語に対していちいちうだうだ言ってんじゃねーーよ。と思うのが今日この頃です。

手法としてはもうずいぶん前からありましたし、商品やプレイヤーもそろってきました。事例がまだなく、「あーでもないこーでもない」みたいな机上の空論をこねくりまわしている状況が散見されますが、個人的にはもう広告主がさっさと金を出し手を動かしていくべきフェーズにきていると考えてます。

提案いただく代理店様方々も、「インフィード広告とは」みたいな内容は非常にありがたく、CTRやCVRへの寄与度をクリエイティブ別に持ってきていただけるなど大変興味深いものの、それではネイティブ広告の持つ意義の3割程度の効果しか得られないと考えております。

 

じゃあどうやればいいのか??

 

分かりません。これからそれを探します。

 

もう会議室でうんうん言ってても新しいものは出てこないと思っております。

※それだけこの領域については各分野の有識者の方々が洗練してくださったわけです。

 

なので、媒体社、代理店、広告主が、インターネットを誰にとっても豊かにするために、動き出さねばならんと考えているのです。

 

「これは広告です」という一言が感受性のフタをしてしまって、こういう嬉しいことが減ってしまうんじゃないかと不安に思っています。

 

フタをブチ壊すくらいいいものつくりましょう。

 

本当は、広告バナ一1つにしたって、受け手にとって不自然なものであってはいけないと思います。
世の中すべての広告が早いとこ自然な広告になって、ネイティブアドが死語になってくれるように、がんばります。
 

 

おっしゃるとおりです。

私もがんばります。

 

そして5年後くらいに「ネイティブ広告」なんて言葉がなくなるくらい

インターネットが快適になればいい。

 

 

2015年のネイティブ広告なんていう分野では、媒体社、代理店、広告主が、インターネットを誰にとっても豊かにするために、動き出さねばならんと考えているのです。

 

 

目覚めよ!!!!

春だし!!!!!!!

 

 

なんつって!!!!!

 

 

www.jiaa.org