じぎょメモ

都内某社でデジタルマーケティングとか社内ライターとかしてがんばっている。勉強中で日頃気になったアレコレをまとめます。気持ちアドテク多めな気持ち。

【広告業界ニュース】DeNAパレット始動と再定義を要するキュレーションメディア界隈とTVCMとサイバー子会社の新卒社長と。

ハロー!ローラだよ!!

 

 

ウソだよ!!高橋だよ!!

 

本日のやつです。どーん。

 

 

 

dena-palette.jp

 

ついに出ました、特にびっくりするような内容は今日のFind travelのジョインくらいですが”なぜやるか”みたいな部分が正式に公になったのはこれが初めてだったような気がしています。

 

・ライフスタイル×エンタメ

スマホ×産業

 

の2点を隙間時間の情報流通という切り口からいい感じにしていくとのことです。

mobageもややちょっとアレなDeNAは、また大勝ち戦略を求めて、各領域でプラットフォーム構想を大きく描きに出ております。

この辺GREEさんとは決定的に違いますよねえ。

GREEはどちらかというと「いけそう」というところにゲリラ的に展開をしてきますよね。ホテル予約だったり、フィットネス予約に走ってみたり。

 

月額9800円で提携フィットネスに通い放題、グリー子会社が新サービス「Lespas」 | TechCrunch Japan

 

 

話を遺伝子に戻しますが、プラットフォーム戦略といえばDeNA_AdPlatformとかもそうでしょうね。

iemoはすでにどちらにも参画している状況ですが、他の媒体にも同じようにネイティブアド関連のメニューが増えていくのでしょう。

(広告主側として最も気になっているところは運用のレバーやターゲティングの粒度ですが)

 

とはいえ戦略的発信が増えそうなDeNA陣営、コンテンツマーケティングの文脈からも引き続き注視です。

 

 

 

www.sociapp.net

 

50タイトル中44タイトルがTVCMを実施という結果に。驚異の88%となっています。

 

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※努力を「TVCM」に読み替えてみよう!

 

まぁ、そうでしょうね。

ちなみにAppStoreのTOPセールスをベースに調べていらっしゃるようなので、

基本的にAppleに手数料としてお金を落とすタイプの課金appが中心になっております。

いわゆる事業社モデルのサービス、いま流行りのネット予約とかフリマアプリとかなんかは除外されておりますね。Appleを介さずマージンモデルなので。

単純な流通額だけで言えば、こことはちょっと違ってくるのでまた別途分析が必要かとは思うのですが調べる方法もほとんどないし、工数すごいし、結局CMはやってるだろうしで割愛です。

 

 

 

ameblo.jp

 

甘くないらしいです。

2015年の新卒ながら、入社初日にエンタメ関連の新子会社を立ち上げた宇野君のブログです。

業務とかマーケティングとは直接関係ないのですが、ここで彼の言う「コネ」というのは、お父さんであるというUSEN代表の宇野さんのお話なのでしょう。

CA藤田社長が会社員時代(インテリジェンスのころ)の上司部下の関係であったというところまでは事実なので、真相はともかく、なんやかんや言われているんでしょう。

ぶっちゃけ、アーティストや動画コンテンツを絡めた版権ビジネスを展開しようとしてる以上、ちょっと詳しい人からすれば無視されない話題であるのは間違いないですな。

 

 

 

 

pressrelease.adingo.jp

 

このプレス、Adingo側で出すんですね。最近作ったPMPの子会社化から出すのかと思いきや。

ちょっとAdingoサイドからPMPの取組みとか業界予測、主に媒体の期待度みたいなのは聞いてみたいな、と思いつつ旗振りする企業や乗っかる企業もいくつかそろったので、今後本格的に進んでいくんだろうな、と感じております。

 

 

news.mynavi.jp

 

キュレーションアプリのBtoB開発パッケージ。

まぁそのうちどこかがやるんだろうと思っていたら、やっぱり形になりましたねえ。

 

DeNAのパレットもそうなんですが、だんだんキュレーションメディアの定義があいまいになり、オシャレな2ちゃんまとめ化やらバイラルメディアの跋扈が進むわけでして。

 

なんかユーザーにウケそうなタイトル(「死ぬまでに見たい日本の絶景7選」とか、「余命1年の教師が伝えたいたった一つのこと」とか)を綺麗めな画像(主にウユニ湖)を大きめに敷き詰めてたくさん更新したらいいや、あとはソーシャル拡散(感動したらシェア)。みたいになってきておりますが、

個人的にはそれをアグリゲ―ションメディアとしてしか呼びたくなく、なぜならメディアが自分たちで記事とかコンテンツを作ってる時点で別にキュレ―トしてるわけではないですし、情報流通市場上の機能としてはまったく別のものだと思っているからです。(あくまで個人的なものですが)

 

まぁ難しい話は効率と商売の前に無視されることが世の常なので別にどうでもいいんですけど、あまりに短絡的な、要するにトラフィック目当てのバイラルメディアは長続きしないので、むしろ編集機能を組織に持って媒体独自のジャーナリズムを絡めてオーソリティを担保しないと、某媒体よろしくどんどん市場からいなくなってしまいますよねえ。Buzzfeedなんかはその事業転換がとてもきれい。

 

アドテクみたいな文脈から話をしても、トラフィックというかPVに対して質的観点からの重みづけは徐々に出来るようになっていく(一個上の記事の会社さんとか)ので、質の悪いPVを集めて荒稼ぎしていたところなんかは、いよいよ大変になりそうですョ。

 

 

なんていうか、そのうちキュレーションメディアをキュレーションするメディアが出てきそう。

 

バイラルメディアは遊びじゃねえんだよ。

 

 

なんつって