【広告業界ニュース】他社のマーケティング施策とアドベリフィケーションとポイント詐欺とかアドテク買収とか
おしゃしゃれしゃしゃっしゅ。たかはしです。
やってきました広告業界をざわつかせる「3の月」、そのなかでも最大規模のざわつきを見せる年度末3月であります。
わたしも日々どっからともなく出てくる期末予算とその施策選定、社内調整に日々奔走をしているこの頃です。なので更新できませんでした。わたし悪くないです。
とはいえ世の中はクライアントの財布のひもがゆるみがちな3月なわけですね。
ニュースやプレスリリースは普段と変わらず、むしろ普段以上ににぎやかなわけですし、追い切れてないとかお仕事なくなっちゃうので、えー、頑張る所存であります。
あとこの時期に体制変更だったり人事異動ある会社も多いですよね。
ウチもそうだったんですが、僕はありがたいことに兼務と業務領域が3月期と比べて2倍以上に増え、いまは4月以降のことをなるべく考えないようにしております。
どうぞよろしくお願いします。
マーケティング担当者350名に聞いた「最も効果を感じた施策」とは?【ソウルドアウト調査】:MarkeZine(マーケジン)
中小企業と大企業(定義は記事内参照)において、効果的に感じる施策ランキングでは
どちらもSEOがトップ。そりゃそうだ。無料集客だもの、頑張れば頑張っただけいいもんね。サーチエンジンは偉大。
そこから分かれて中小は動画・アフィリエイト・リスティング、という割とダイレクトな施策。大企業はウェブメディアにおける記事広告、ソーシャルメディアなど比較的トライするのに体力のいる広告分野となりました。これはブランディングや認知といったある程度土台のあるなしによるものだと思いますが、個人的にこの辺もっと最適化はたらくとおもっております。というのも、結局世のなか情報が多すぎるし、GoogleとかGunosyはじめキュレーションやらバイラルやらみたいな情報インフラプラットフォーム側がコンテンツの質というか意味のあるものを選定するようになってきているし、それ以前にユーザーが選んでますよね、その中にすくなくとも既存のバナーみたいなネット広告が入り込む隙間はなくなっていくわけです。
うーむ。記事コンテンツを経由させたエンゲージメント(あえてコンバージョンではなく)の事例実績および分析っていうのは、この業界全体で取り組むべき課題だと思うんだよなあ。最近英語記事を読み漁る日々の中、なんとなく思ってしまったんですが、日本のインターネットなんかあまりおもしろくないんだもん。
上手くいったら3方良し、なのは間違いないんだけど、算段しにくいから予算が取れないんです。CPAしか見てないクライアントのマーケタが悪い!!はいすみません。土下座。
なお定義は以下。(コピペ)
大企業と中小企業の定義は、以下の中小企業庁の定義に準じる。
製造業・その他の業種:従業員300人以下、又は資本金3億円以下
卸売業:100人以下、又は1億円以下
小売業:50人以下、又は5,000万円以下
サービス業:100人以下、又は5,000万円以下
アドベリフィケーション機能「BrandSafe はてな for FreakOut」、導入数50社突破:MarkeZine(マーケジン)
約半年とちょっとでアドベリ系配信のクライアント数が50社を超えてきたそうな。
記事内の配信規模のグラフを見ると11月と2月で伸びておりますね。
いったいどの辺のクライアント業種が試しているのかちょっと気になるので中のひとに直接聞いてみましょうかしらね。おそらくブランディングっぽいクライアントでしょうね、売ってるのがFreakoutですもんね、あそことあそこととあそこでしょうね。(汐留らへんを見つめながら)
Smartphone Purchasing by Apps, 25%; Websites, 75% 03/06/2015
思ったほど、アプリだったりスマホは購入のラストクリックCVを生んでいないが
おおよそ購買までの行動導線上にはあるよね、という話。画面が~とか使い勝手が~とか入力フォームが~とか。確かにスマホでホイホイマンションは買わねえよ。
まぁそうですよね、とはいえ間口はおいておきたいし、そういうときにスマホECで物色したりするアクションは結構アプローチできる価値高いと思うんすよねー。やってみてえーよー。
「レイバン激安」Twitter乗っ取りでスパム送信、勢い衰えず 有名人も被害に - ITmedia ニュース
このTwitterの乗っ取りとかFacebookの乗っ取りって結構やり方がエグく、
一年前とかに連携したWebアプリから漏れて(金銭的なやりとり有りとか)していて
しかもそのサービスは結局クローズしてしまってどうにもならない、といったケースもあるようです。一時期流行ったのはニュース系のサービスから連携を迫るようなものでしたが、いまは引き続き診断メーカー系だったり、フォローフォロワー分析系が多かったりするみたいです。個人情報って結構「使われてはない」けど「握られてる」という状態はあると思うし、そういうリストほしがる良くない業者もたくさんいるので、定期的にアプリ連携先とか整理したいですよね。めんどくせ。
「ポイント5倍」狙い数億円不正取得か ヤフーが家電通販サイト「まいど」告訴へ 運営会社、架空取引疑い (1/2) - ITmedia ニュース
原価負担系のポイント事業主としては循環取引は忌むべき存在でしょうね。
でもこれ仕組み的にはできてしまうので、わざとやったりする一方で
本当に気を付けないとやってしまったりするのでしょう。
とはいえ虚業で小銭稼いだところで長続きはしませんね。
Twitter Adds Offline Shopper Data; Linda Woolley Exits TAG – AdExchanger
プラットフォーマーにデータサプライヤのオーディエンスデータの注ぎ込みが進んでおります。
大手どころはオラクルみたいにひょいっと買ってしまったりするわけですのでBluekai先生にしろBizoパイセンにしろ、それなりに大きくなったパブリックなDMPはものすごい速さでどこかしらの傘下に入っているような状況ですね。
まだ日本国内だとこういう動きがない、というか、DMP事業だったりオーディエンスマネジメントが主にアド系の畑から起こってしまい、こういった中立なDMPがなかったり、そもそもDMP自体が何かの機能の延長でしかなかったり、で要因ははっきりしている気がします。
とはいえ、ニールセンのExelate買収は、ちょこっとスケールアップするイメージが湧かないですね。
リサーチのアプローチ精度をあげていくためのデータ活用だと、むしろグロスを縮小させる使い方なのでペイできるのかちょっと心配なきもします。できるんでしょうけど。
眠いです。
なんつって。