じぎょメモ

都内某社でデジタルマーケティングとか社内ライターとかしてがんばっている。勉強中で日頃気になったアレコレをまとめます。気持ちアドテク多めな気持ち。

【広告業界ニュース】ネスレさんに見る広告主の矜持と、ADNWが買収されまくる話。

みなさんお疲れ様です。

今日の高橋です。

 

なんだか昨日、結構なドドスコペース(謎)でリリースラッシュだったものですから、今日はだいぶおとなしい気がします。

 

あと、Facebookの送金周りのニュースはきれいに取り逃しました。眠かったので。いいよねそんなに広告関係ないし。てへぺろ

 

では。

 

www.exchangewire.jp

 

 これはいわゆる広告主のマーケッターとしてモチベーションが俄然ブチアゲられるやつ。(ナウでヤングな表現)

 

ネスレさんの課題は

 

・透明性の確保

・上記を伴った「良いものは高く(多く確実に)買い、悪いものは避ける」という適正な広告費投資

 

の2点。

おそらく日本ではあと2-3年でやっと一部の大手クライアントが活用できるかな、というレベルの配信設計をいっているネスレさん。そもそも日本の市場がまだ追いついていないのでなかなか実感まで落とし込むのは難しいですが、透明性や価格の適正について持っている課題感としては一緒だし、おそらく打ち手も一緒になるのだと思います。そのへんはすでにウチでも複数事業領域でやられている評価指標の考え直しだとか、費用対効果の明確化で気が付いたら結構似たような局面に立っているんだなあ、と思います。

(ここで言われている透明性と効果の明確化は主にBotClick対策なのでちょっと違うかもですが)

 

また、米国で開始されているプログラマティックダイレクトにより、媒体とのリレーションが強いことも個人的には非常に生産的で素晴らしいとおもいました。

 

”また、ハント氏は、これらの「物事を正しく行っている」メディアのオーナーは、需要サイドのプレイヤーとより協調して仕事をしていると付け加えた。「それほど『「彼ら」と「私たち」』という対応は減ってきている。相手側が (自分たちの利ざやから) 何かを搾取しようといった考えの無い人々が進歩に貢献している」”

 

これマジでマジ。超重要です。そしてこの人、媒体との距離が近い。

だからこそ、マーケティング側にいてこんなことが言えるのでしょう。

これは代理店側から出稿側に来て大きく感じた部分でもあります。まだまだ代理店やレップのなかには「粗利を取る」というモチベーションが奨励されているところがあります。つまり広告効果を悪化させてナンボ、と。

彼らの抱える営業などの成績評価の軸として、仕方のないことではありますが、あまり過度にやりすぎると広告効果の費用対効果悪化を招き、市場全体の成長を妨げる要因になると思っております。

それじゃあ全然よくないよ。

 

この辺、せっかくそこそこの舞台にいるのだから、日本でリードしていくマーケティング部隊になっていきたいですね。

  

 

www.exchangewire.jp

 

 

www.exchangewire.jp

 

どちらも直接的には広告収益を事業ドメインとしている会社ではないのですがADNW(というかAD在庫)を手に入れて、自社でターゲティングを担保して価値を高めて広告収益化していく、という方針のようです。

 

「誰に×何を×いつ×どこで×どのような(フォーマット)で」見せるか、というのが広告配信側の変数なわけですが、独自であったり市場価値の高いデータを持っている企業は、それを切り口にビジネスになりうるわけですね。

 

個人的に、タスクキラーアプリは端末内の情報をどれくらい持っているのか、っていうのが気になるところです。

 

 

www.cyberagent.co.jp

 

CAのエンジニア向けの福利厚生(というかインセンティブ)です。

CAは結構人事関連の施策やキャンペーンに(曽山さん中心に)力を入れていて、雰囲気も営業みたいになってます。

昨今はアドテクスタジオの立ち上げや自社製品強化、子会社含めたネイティブアプリの安定化と拡大もありCAグループ全体でエンジニア人材のキープが至上命題だったわけですが、なんかエンジニアだけでのシェアハウスを用意してみたり、インセンティブを増やしてみたりでいろいろやってます。

(実際、業務内容は割と無茶が多いんですが、おおむね満足度は高いようです。内部のエンジニア知人談)

 

代理店もだんだんベンダー化してきてますし、この辺は他の代理店に比べて派手にいろいろやってていいんじゃないでしょうか。(完全に他人事)

 

 

 

www.youtube.com

 

UIUXを大きくアップデートするYahooさんの紹介動画。

広告関連は42秒あたりからですね。(動画広告とインフィード広告だけですけど)

 

思った以上にわかりやすく、そのうち媒体資料も動画になっていくのかなー。なんて思いました。

 

 メニューについても先ほど概要が到着して簡単に目を通しましたが、まぁ今日はもう眠いのでまたの機会に。

 

 

 

www.rbbtoday.com

 

芸能人が特別なTwitterの使い方をしているわけではないので、そりゃ芸能人もだろ、っていうのは置いておいて。

これクライアントの公式広告じゃなかったんですね。どっか質の悪い代理販売店の仕業だったのだとか。

これはまさに誰も幸せにならないパターン。。。どういうスパム業者がやってるのか気にはなります。

 

今日も昨日もだいぶ暖かく、涙を流しました。花粉で。

 

 

 

なんつって。

 

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