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じぎょメモ

都内某社でデジタルマーケティングとか社内ライターとかしてがんばっている。勉強中で日頃気になったアレコレをまとめます。気持ちアドテク多めな気持ち。

【広告業界ニュース】日米の通信キャリアのアドテクな動き比較と、それに隠れたFacebookの地味に強力なコンテンツ集め戦略

 みなさんこんばんわ。

ゴールデンウィークが終了しましたね。次は秋まで3連休すらないらしいです。

泣いてる。

 

今日のニュースです。

 

まずはFacebookの新たな試み「Instant Articles」のリリースについて。

 

jp.techcrunch.com

 

フォーマットを合わせれば、ユーザーに満足度が還元されるモデルで優遇する、というスタンス。そしてそれは記事のロード時間を10分の1まで圧縮する、と。

 

スマートニュースの「スマートフォーマット」も媒体側への触れ込みはそんな感じでしたが、とにかく一通りの提携が終わると今度はディストリビューターがこういったかたちでコンテンツを集めにくるわけですね。また、Facebookのこれはユーザーのアクションデータは媒体へ還元するとのことで、これもまた競合との比較が付いたりするとパブリッシャーによりメリットのあるものになりそうです。

 

ちなみに最近媒体へ競合データを提供して収益創出を支援している事例はほかに2件思い当たりました、

 

①PubMatic、業界初のパブリッシャー向け競合ベンチマーク解析を発表 

http://www.businesswire.com/news/home/20150512005359/ja/#.VVMpI47tlBc

 Pubmatic(SSP)がプログラマティックマーケットプレイスの価格是正のため媒体に相場感を共有。単価をやたらめったらに下げないために非常に有意義な取り組みだと思います。買う方も売る方もRTBってレムナントな先入観があると思うので、今後市場が拡大し浸透してくる段階において非常に大きな意味を持つと思います。3rdPartyCookieのエクスチェンジ市場でも、同様なことがあったかと。

 

②popInがページビューの質を測る新たな指標「READ」を用い、メディアタイプ別の記事の読まれ方を比較したベンチマークを発表

http://www.popin.cc/discovery/post.php?d=20140818

 PopIn(レコメンドエンジン・ADNW)が、コンテンツの消費傾向を各ジャンルごとにインフォグラフィックス化してリリース。

 ※事業化するとか聞いていたものの、いまはそんなにホットに更新されていないようす。

 

 

で、

ベライゾンがAOLを買収。

 

www.itmedia.co.jp

いやあ、びっくりしましたね。昔何度か可能性があるディールだとは聞こえてきておりましたが。 

 

目的としてはまさに広告収益のためのプラットフォームがほしかったんだと思います。モバイルにおいて個人に対するターゲティングデータの最大の保持者はどこの国でも通信キャリア事業社。ただ、彼らはそれらをマネタイズする術にまだまだ疎いわけです。(これは国内の主要3キャリアにも特に強く言えますが。)

 いや、疎くはないんでしょう、けれども世論と法規制が個人情報保護の観点から立ちはだかり、なかなか動きにくいわけですね。

米国で通信キャリア事業をテイン介しているベライゾンAT&Tも、昔から結構な頻度でデジタルマーケティングにおける新会社設立やデータを販売してみたりしており、今一度、アドテクな昨今に、その欲求が高まっていったのでしょう。

 

ポイントとしては2点、まずは「Not content but Ads」としての買収だということ。

この記事にも記載のあるとおり、コンテンツ事業社としてもハフィントンポストやテッククランチ殿など腕の長いAOLですが、今回の目的はそこではない、ということ。

個人的な憶測の域を出ませんが、特にドル箱になりうる動画広告なんかは、キャリア自身が取り組むことでユーザーの通信容量だったり再生速度や負荷の面でいろいろとできそうな気はします。結局のところ、配信におけるターゲティングが微妙だったり、ユーザーからすると「わざわざ自分の3GB制限のもとあえて見るか?」みたいなところだったりが、いまひとつ市場が大きく成りきれない要素だったりはすると思うので。

 

もう一つはAOL自体が直近で広告のセルサイドもバイサイドも押さえたエコシステムを創り上げていたこと。

バイサイド環境は動画とDisplayを「One」というプロダクトにリブランディング

内容的には機械学習を絡ませたDSPのようですね。

 

www.aolplatforms.jp

 

セルサイドは新規参入という形に近いですが、MARKET PLACE

MARKETPLACE | AOL Platforms

 

とまぁ、プログラマティックエコシステムにおいて、すべての領域を自社完結できる会社であったというところも、小さくない意味合いを持つのでしょう。

 

国内の通信キャリアは?

 

ちなみに。あくまで外部の人間なので実際事情までは分かりかねますが、

国内3キャリアに関して言えばアドテク関連だとKDDIが一番熱心な印象を受けます。

 

子会社としてMediba、そしてScaleoutを保有しておりキャリアのポータル枠、メルマガ広告のほかにDSP/DMP/SSP事業を注力展開しております。

ScaleoutはもともとMedibaの子会社だったのですが、それがいまはKDDIの子会社に移っており、「契約者情報をターゲティングに用いる」ときにいろいろ楽なのかなあ、という憶測があったりします。

 

ソフトバンクはGenieeとガッツリやる、みたいなスタンス。またDMPとかもオプトと地味に展開しており、これがまた意外にもそこそこ売れてるのだそうで。

→株式会社ジェネレイトさん http://www.generate-inc.co.jp/

 

あとはDocomo、広告はまだキャリアメニューのみ、今後はFringe81とスマホのADNW作る、みたいなプレスを出しており他の2社に比べると、ちょっと出遅れた感はあります。

DMPはかなりガッツリな感じで子会社でリサーチやマーケティングを事業ドメインとするドコモインサイトマーケティング、さらにインテージやALBERTを巻き込んで3社体制でCRM領域を中心にプライベートDMP「Di-pink」を提供しており、そしてそのもととなるのはIntimateMagerのNebulaやMeteorなのだそうな。うーむ、豪快。っていうかALBERTさんってDACとか博報堂系列ッスよね、んー、なんかもうよくわかんねえ。

 

そういや今日の商品発表会ですが、(Twitterの反響を見ていると)恐ろしくぱっとしない感じだったとか。

 

 

japanese.engadget.com

 

この中で言われている「d-ポイント」ですが、もう完全に某音楽機器メーカーのロゴにしか見えず、、、既視感すごいので出来心で並べてみたらまさにソレでした。

 

f:id:tklt_05:20150513225529j:plain

 

 

あと、なんでまとめたのか自分も分からないような謎のまとめを創りました。

 

 

togetter.com

なんとただいま「ドコモ 加藤社長 単身赴任」という超ニッチ検索キーワードで堂々の1位です!!!わーい!!!!

 

 

なんつって。 (おうち帰りたい)