【広告業界ニュース】GoogleのあれこれとSupershipなKDDI勢とアドテクと広告ブロックとディープリンクの今後とかのニュースを広告主目線でざっと舐めたやつ。
※この記事は9月末に社内向けに書いたものをコンプライアンス的にウフフオッケーにしてなぜか今さら投稿しております。
おつかれさまです。高橋です。
急に飛び出す系のやつです、ご無沙汰です。
さすがに期末期初で普段より忙しい上にニュースが多かったのとみなさんバタついてて確認しきれてなかった部分もあるかと思うので適当に高橋がピックアップしたやつをお届けしてみるやつです。
※この記事は9月末に社内向けに書いたものをコンプライアンス的にウフフオッケーにしてなぜか今さら投稿しております。
・タイアップ広告の企画・編集専門組織「エディトリアルアドスタジオ」を設立
アドテク部屋にも投げましたが、インフォバーンの尾田さん(結構愛社精神あったと思うんだけどなあ)がCAにジョインし、バイラルメディアっぽいあたりの収益化をがっつりやっていくようです。個人的にはタイアップって「たぶん効果あるけど指標よくわかんないよね」系でやらない領域になってきていて、コンテンツ内容やディストリビューションの設計などをデータとテクノロジで深堀りしていく、は今後広がる可能性大いにありだと思っています。
・Google Playストアでアプリの事前登録が可能に
以前から噂はされていたものが、なんだかしれっとリリースがなされておりました。
主にインセンティブを与えてリリース時にブーストかけたり高課金ユーザーを囲い込むような施策となりゲーム系のアプリが中心に活用してくのかな、と思います。我々には直接的に関係はないものの、念のため共有でした。
・Google Allows Targeted Ads Based On First-Party Data
→ご存じのとおりなので言わずもがな。CRMとの境界線がまたひとつ曖昧化したように感じます。そしてGoogleはこれにより各社の1stPartyデータを手に入れるのですね。
・Quixey、アプリ広告の次世代フォーマットDeep View Cards? をリリース
Quixey、アプリ広告の次世代フォーマットDeep View Cards™ をリリース | RTB SQUARE
→見た感じはInfeedで露出するプレイアブルAdみたいな感じなんですかね。
Engagementは1.5倍程度になるとのこと。Ad枠の中でどれくらい動かせるのか、はまだわからんのですが、気になるフォーマットではありました。 入稿とかどうやるんだろ。でもぶっちゃけmobile app deep linkingとあえてちゃんと呼びますけど、これによって広がる世界観って、広告の配信ではなくてメディアアライアンスがアプリ領域にも広がりますよ、っていう話だよね。この部分には大いに可能性と、今いる会社の戦略的に課題を感じる。コンテンツマーケティングとアプリアライアンス、今期のテーマはそれになりそう。アドの部分はdefferedDeeplinkでLPOがアプリでも出来るおっお。で片付く。
・どこにも負けない強力なメディアネットワークで、圧倒的な成果を出し続ける
ASPコンサルというか、次世代型のREPのひとつの形だと思います。
フットワーク軽く、メディアの収益創造を助けつつの人たちです。いわゆるSSPやADNWのプレイヤーは既存の広告枠の収益最大化、効率化を担いますが、こういった人たちはコンテンツも絡めて収益面の成長と媒体としての成長を半々くらいでサポートします。CPA広告っていうのも営業効率がよくて案件需要は多いし、そこにナレッジもって商売できるのは強い。
ぶっちゃけ既存領域の収益化って自動化されるし、マージンの削り合いになるのでこういった動き方はとてもいいなあ、と思いました。
ネイティブ広告だのPRだのステマだのクソみたいに幼稚なクソの投げ合いに負けず、頑張ってほしいですほんと。
・Google Display Network Will Charge Only For Ads That Are Viewed
→GDNがViewableのみに課金するようになるかもよ。という話。ずっと言ってたし一部でテストとかもしていたよね。無駄が減るので良い話ではあるものの、いきなりやられるとなると、バジェット費消になんらか影響あるのかなあ、というのが広告主としての声。
・Syn.から大きなニュースがいくつか飛び出した月末
地味にMediba(その後Syn.としてHD化)が進めていたアライアンスネットワークなのですが広告領域で絡んでいたAdgeneration事業(SSP)が100%子会社化したスケールアウトに譲渡され、そんでそのスケールアウトがKDDIの子会社になり(Medibaと並列、たぶんターゲティングのキャリア登録者個人情報まわりのためと高橋は推測)、それが今度はnanapiとビットセラーとを巻き込んでSupershipという名前になりましたとさ。
ビットセラーは仮想通貨の流通、nanapiはコンテンツの流通、Sclaeoutは(Adによる)トラフィックの流通をそれぞれ事業ドメインとしており、これから何をやるのかわかるようなわからんような、です。
さらにここに加えてAppvador(動画ADNW)、Socket(サイトCVR向上ツール)も加えております。
この辺、広告関連の収益化基盤企業としてKDDIの中でもMedibaがポジショニングしてたかと思うのですが、ScaleoutしかりAdgenerationしかりSyn.だったりSupershipだったり、形を変えながらKDDI直傘下に移り変わっていくのが興味深いです。
ソフトバンクはSSPのGenieeだったりダイナミックレコメンドな会社と続々と提携をしてアドテクノロジー領域攻めてます感も出してたりします。キャリアの保有するオーディエンスデータは鮮度もカバレッジも非常に魅力的なわけですな。
そんな中、ドコモさんはFringe81さんと組んでスマホアドネットワーク、なんだそうですが、それ以外の話を聞かないものの、まだまだメッセージSが売れてたり、お国とうんたらなやつがあったりするから大丈夫なんでしょうか。(駄推)
とりあえずスーパー湿布。
合体ロボみたいでかっこいいれす。
そんで各経営陣の味わいのある投稿。いろんな社史があるし、人生があるなあ。仕事って本当に素晴らしいとおもいます。
ちなみにShipは船じゃなくてスポーツマンシップのシップなんだそうです。(中の人談)
◆Adblock周り
→リリース前は広告主も媒体も代理店も戦々恐々としてましたが、いざリリースされると「擁護派」ともみられる動きが活発化してきた印象です。
・Adblock Plus Wants Advertisers and Publishers to Help Administer Its Blocking
→広告主と媒体とユーザーでホワイトリストをマネジメントし、よしなにしておくれ。というもの。
結論、「いい広告だったら流していいよね」という昔からの議論が目に見えやすくなった&オートメーション化されつつある、っていうだけな気がするです。
・アドブロック「歓迎」論 ?その存在は、デジタルマーケティングを自滅から救う
・コンテンツブロック『Crystal』が一部の広告を表示できるように、その理由は?
→Crystal(人気のContentsBlockerアプリ)がホワイトリストに対応しましたよ、という話。
媒体社側の話をしてしまうと、広告のimp、CLが彼らの収益になっているわけなので
これらがユーザーから「気に食わない」という理由でなくなってしまうと「ネットの質が落ちる」のでBlocker側も(弱いけど)力学的にそうった配慮が生まれていたりするよね。という。アドブロックたん達は、生まれた瞬間から力学的劣位におるんや・・・
・iOS9の広告ブロック機能が与える損失額は「わずか」10億ドル
がばがばだけど数字。
Washington Post Declares War On Ad Blockers
→メディア側のスタンス
→Adblock入れてるユーザを検知して「コンテンツ見せないお」という施策。
※でも一方で若い人たちは「遷移すらしない」とかなんとか。
リンクではなくキャプチャ - 若年世代の「シェア」で問われるメディアの生き残り戦略
↑
これが蔓延していくとリアルに課金ビジネスモデルのメディアが死ぬよね。
(もちろんキャプチャ対策はしてるのかもだけど)
ということで、引き続き議論は続きそうではあります。
ざっとこんな感じでした。
いまはまた全然別のことを調べたり考えたりしています。
そんな高橋と一緒に働きたい人大募集!!!!!
マジで、世の中の進化のスピードが激しすぎて人不足なのです!!毎日泣いてる!!
アドテク、メディア、マーケティング好きな人きて!!
実は採用の仕事もやってるんです。
仕事の話じゃなくてもいいので「気になるなあ」とか「お茶でもどうですか」はTwitterまで連絡ちょうだい。
オネシャス!!!!
【広告業界ニュース 号外】希望?絶望?進むルールチェンジ。検索エンジンに愛されるページの定義が変わっていく。
“終わった”のさ….なにもかも………!!!!
— しろくまにマグロ (@ari_kou) 2015, 8月 18
アーアSEOなんてやめだやめだやってられっかクソが
— しろくまにマグロ (@ari_kou) 2015, 8月 18
SSLが いいねときみがいったから 8月18日は 失業記念日
— しろくまにマグロ (@ari_kou) 2015, 8月 18
(アリコーさんツイート使わせてもらってすみません。)
いきなり何やねん、というのも、yahooの検索エンジンがまた一つ大きく動いた(現在進行形)なわけです。
以前(といっても先週とかだけど)からこういった声明を発表しており、そんで先ほどから宣言通りにSSL化が進んでいるのだそうです。
何にそんなに騒いどんねん、というお話になりそうですが、生活者にサービスを提供している事業会社としては、GoogleやYahooからのこの検索流入(およびその最適化=SEO)は結構重要な生命線でして、この検索エンジンに愛されるページ構成とかメディアの運営方法とかのノウハウがビジネスになってたりするわけです。
自分は有料広告の領域が専門なのでそこまで詳しくないのですが、ここでいう「検索キーワード」(何で検索して、その結果から流入したのか)は、その施策の運用指針になることが多く、季節やトレンドなども加味して検索エンジンに好かれて上位に表示されるコンテンツ施策が打てていたわけなのです。
が。
Googleは結構前から「検索キーワード情報(全部は)あげなーーーい」と言いだし、Googleによって一部公開されるもののなかで頑張っていたわけなのですが、Yahooは比較的キーワードにオープンなことから「やりやすいよねえ」みたいに話されていたわけです。
なのに、段階的に、Yahooも、そのキーワード情報を、渡してくれなくなる。んだとか。これはSEO担当者各位は割とヒィヒィ言うやつなのではなかろうか、と思っております。(うちの会社はなんか平気そう。優秀なんですかね、そうなんでしょうたぶん)
個人的にはSEOってほとんどわからないし、どうすればどうなるのTipsも担当者の足元どころかその靴の裏の地面50mにも及びませんので、「なんでこうなったんだろうね」をうすらぼんやり考えた内容を書いてみます。
結論から言うと、情報の質の良し悪しをこれ以上ノウハウ化したくなかった。のではないでしょうか。
というのも、インターネットが始まって以来、そこに存在する情報は増え続けてきているわけです。そしてコンテンツもデジタルなので、消費がされたところで変わらず存在し続けます。
検索というのは「ユーザーが知りたい情報」に対して「存在する情報」が多い時に機能しますし、その精度は「知りたい内容の粒度」というインプットが詳細であればあるほど、また一方で「検索対象となる候補が多ければ多い」ほど向上していきます。
なので、検索エンジン側は、ユーザーに使ってもらうのと同時に、コンテンツをインデックス(検索対象にすること)してほしいわけなんですね。
でまぁ、まとめサイトとかキュレーションメディア(笑)が超流行っている今日この頃を生きる現代人の皆様であれば簡単に察しがつくわけですが、結構たまってきたわけです、コンテンツ。インターネットの歴史も結構あるわけです、最近。
①人間が作ったもの であり、②自動的に動作するもの である以上、その動き方にはなんらかのプログラマティックな原理原則が存在しているわけです。これを読み解こうというのがSEO戦士たちの戦いであったわけですね。
最適化や恣意化というのは、たびたび手段を目的化することがあります。
SEO施策についても、いつの間にか「検索結果順位」みたいなものがKPIになってしまったりするわけですね。
そうなると、「どうやれば順位が上がる」みたいな「検索エンジン愛されハック」が進んでいくわけですよ。
すると、なんということでしょう。
GoogleやYahooでユーザーが検索した結果には、ユーザーが欲する(≒検索エンジンが推奨する)情報ではなく、「検索エンジン最適化が進んだページ」が上位を占めることになります。
うーん、これはGoogleやYahooさんが思い描いたユーザビリティとはちゃうやん。
未来はもっと綺麗やん?
なんでこうなったん?→ハックされたからや→じゃあもう教えないもん。
で、最近のSSL化が進んじゃったんではないでしょーか。
※ここまで言っておいてほぼ担当者ですらないひよっこの憶測なんですけど。
でもでも特にGoogleの動きを見ていると感じるのですが、確実に最近のSEOで求められる対応事項は5年前のそれとはかなり変わってきていると思います。
特にモバイルへの対応、WebであればMobilefriendly(スマホに最適化したページを用意せい)だったり、アプリはAppindexing(検索結果にAppをDeepLinkで出してやるからIndexせい)で順位アルゴリズムに優位性が生じる、みたいな発言をしているわけです。
※これは明確にGoogleの次の10年の戦略が絡んでいるので、また別途。
これは彼らの考え方が「良いコンテンツとは何か」から品質スコアを決定していたシーンから、「ユーザーにとって良い体験とは何か」にシフトしているように見受けられます。
語彙力のなさを恐れずに抽象度上げていってしまえば、検索ランキングの決定基準が、無機質なリンク数やKW対策からより有機的になってきている、とでも言えましょうか。(そうなんですかね)。
GoogleもYahooが流入元のキーワードを見せなくなったというのはタダの嫌がらせでもなんでもなく、
インターネットへのコンテンツアウトプットには、そういった「手段の目的化」のような本末転倒ハックはもう必要ないんだ。
だからもっと、ユーザーにとって良いと思えるものを、自由に、好きに作っていこう。
という高らかな宣言なのかもしれません。
影響力を持ちすぎてしまった検索エンジンたちが、自身のアルゴリズムからあえてコンテンツサプライヤーを解放するためにとった判断なのかもなあ、とネット業界民の一人として、思ったりしました。
実際どうなんでしょね。
教えてえろい人or詳しい人。
なんつって。
【広告業界ニュース(号外)】マーケティング担当の頭のなかのアドテクの在り方、そしてアトリビューションという再評価に対する再評価について急に考えたメモ
\ユアッ ショーック/
仕事が上から落ちてくる~~
\ユアッ ショーック/
海外出張から逃げ回る~~
ワークライフバランスを取り戻せ。
おつかれさまです。仕事はいつも世紀末、高橋です。
違いました、こっちです。
こういう記事が目についたり新卒君たちがジョインしネット広告やウェブマーケティングの基本に立ち返ってものごとを考える機会が増えたので久々に3PASやアトリビューションなんかについて考えてみる。
自身のスタンスを言葉にして記載しておくと
「間違いなく存在するとは思うが、その正体がまだようわからん」
という状態。
そして、
「わからんまんまだけど最適化ロジックに加味されるんならそのまま使うしかないね(つまりそれ自体は自分がどうこうする理由にはならない)」です。
上記の記事にもあるんだけど、結局のところ間接効果として再評価されるのは生活者のデジタルアクション上におけるブランド接触だけであって、デジタルのマーケティングやアドテクノロジーはそれ自体が全体からすれば一部のエコシステムに過ぎず、消費体験全体を加味しない評価って適切なんだっけ?っていう感情が強いです。
なんていうか、アドのインプレッション(やViewability)を確認したり把握できること自体は素晴らしいと思います、ですが、それを基準にネット専業の代理店さんが言うように自社の事業における集客評価とその伸長を推し進めるのはちょっと難しいと感じております。
リアルの集客とかマス広告などもありますし、結局デジタルやアドテクはユーザーのブランド接触にとって、本当に全体を考えたとき、そこに対して一部にならざるを得ないわけです。
クライアントとしてはやはりダイレクトレスポンスとしての効果測定と評価に寄りがちなんだけど、それって他チャネルとある程度「不明確性をそろえる」ためでもあるとおもうんですよね。
※ダイレクトレスポンスだけを理由も哲学もなく追ってしまうのは本当にイケてないとおもうけど。
全てを明らかにする、というのはマーケティングのなかの計測領域においては至上命題であるものの、無理して達成すべきでなく、”明らかにされる”のではなく”明らかになる”べきで他動詞ではなく自動詞的なアプローチだと思ってます。
なので、技術やクライアント側の計測実装や観測のカバレッジにおいて、みえない部分やわからない部分は出てきてしまう。
これはなんらか理由を付けて推測と拡張のうえにチャネルを付与して処理するのではなく、分からないのであれば分からないと正しく処理するほうが優先度高いと考えます。(ファクト対するポートフォリオのバランスは崩したくないのです)
つまるところ、コンバージョンに寄与したならしたでいいんですけど、その畑は正当に把握したいので、どこかから肉食的にCVボリュームを持ってくるというのはあり得ないです。殊更、無料集客のCV在庫を有料集客で刈り取るなんざ狂気の沙汰。代理店さんって結構この気質が強い(ビジネスモデル上致し方なし)んですけど、それは昨今Web広告出稿担当者なら誰もが耳にする「ダイナミックリターゲティングの役割について」問題にも通ずるわけですね。
そう、つまりは某riteoとか、某ynamic-Xとか、某ynalistとか、あの辺意味あるの問題
ですね。
いわゆる動的レコメンド広告のプレイヤーですが、彼らはユーザーに対してかなりリターゲティングをキツめに掛けて、そこに閲覧商材ベースでクリエイティブを動的に出していくわけです。
そんでもって広告主やアド運用者は「CVめっちゃ取れるwwww」とか「ROASww2000%wwww」とかになって「うはwww今月2億投下wwwドーンwwww」ってやってたりするかもなんですけど、けど、それって結構リタゲ設計を根底から見直す必要があると思っているわけです。
そりゃ階層が深い方がCVRは上がりますけれど、そもそも「そこまで来たユーザは検索とかで再来訪してCVしてくれるんじゃねえか」、つまり広告予算をかけなくても獲得できるでしょう、という。
なので、ロイヤリティごとのKPI設計とかの方が、むしろマーケターとしては急務なわけです。
別にダイナミックリターゲティングがよろしくないという話ではないのです、が、サイトやブランドのパワーを信じて再度アロケーションを検討することも出来るよね、というお話です。有料集客のチャネルだけで見てしまうとここは見逃してしまいがちです、優良なソリューションであることには間違いないので、一つ上のレイヤーから見れば、今以上に最適な予算配分はあるはずだと思っております。
アトリビューションを語るのであれば、つまりこういう広告接触とかCV寄与すべてに対して平等に疑問を持ち、そして明らかになっていかなければならんと思っております。
話がだいぶズレましたけれども、第三者配信は広告予算のポートフォリオ最適化とか効果検証とかカスタマージャーニーの最適化とか、ファーストタッチアトリビューションだのラストタッチアトリビューションだのいろいろ理論もあるわけですが、
最終的にそれはデジタル上で接触を確認できたユーザー行動の可視化にとどまるわけで、それで「CVが増える」とかではないんですよね、大前提。(増やすように動く、はできると思います)
あとユニバーサルフリークエンシー(Global frequency)の問題(Googleが言い始めたプラットフォーム横断でピクセルタグによる計測と集計ができなくなる件)もまだある。(のか?)
GoogleがGDN上のデータ収集制限を開始?理由はプライバシーへの配慮か、それともAtlasか。
米国ではすでに適応されてたりすると聞いてたんですが、日本ってどうなんだろう。
これは日本でいえばGoogleプロダクトとYDN系在庫の距離感がどんどん近づいていく方向なので、一気にデマンドサイドのシェアはDBMとかに流れるんじゃないかと予想してたりします。
もう上記のアトリビューション周りの話については、たぶん何らか自動化や効率化、外部化は進むと思っております。
某oogleなんかは「入札戦略の学習シグナルに採用します」とか言ってたし。
そしたら、「もうそれでいいんじゃねえか」、と思っちゃうわけです。
たぶん、自動学習とかパターン最適化とか予測とかの範囲なので、今後は人がわざわざ工数掛けてやるものではなくなっていくんじゃなかろうか、と思います。
早くも、っていうか全然理解できていないんですけどまだ。(ヤバイ)
全然答えも出ないし、完全に考えながらの走り書きなんですが2週間後くらいに自分で見て「何言ってんだこいつ。それはこうだろ」っていう答えを持ち合わせられていたり思えていたりすればいいや。
なんつって。
【広告業界ニュース】ネット広告以外にも拡大するパブリッシャートレーディングデスクの大正義感と消費者とオウンドメディア、広がるアジアマーケットと国内運用代行の謎プロダクト。
安心してください、働いてますよ?
高橋です。
マジですよ、帰りたい。
新卒君たちも無事配属され、なんだ東大だの京大だのの院卒で人工知能とか医療音波(?)のプロがたくさん来たので、おじさんから仕事をガッツリ奪ってもらうべく育成を頑張る所存です。
そんなこんなで。
名門ホテル「ハイアット」グループが、高級版Airbnb系サービスに出資
http://techable.jp/archives/27897
宿側が宿の配信プラットフォームを持つ、という。そうですね、アドで言えばパブリッシャートレーディングデスクですね。(共感少なさそう)
結局、クライアントやDSPサイド(アドで言えば、ですが)だけでなく媒体サイドも表出されるコンテンツとユーザーニーズを合致させたいのはどこも一緒なのですね。
ニーズに対して無理なく精度高くナチュラルに情報を掲出させる。これが広告の効果とか収益性云々を超えてサービスとして本質的かつ大正義なのでしょう。
◆メディア環境研究所「メディア定点調査2015」時系列分析
http://www.hakuhodody-media.co.jp/newsrelease/report/20150707_10378.html
博報堂の生活者定点観測のサマリが見られます。
時間のない皆様のために同じくらい時間のない私がそれをさらにサマると以下になります。
① メディア総接触時間は383.7分。
「携帯・スマホ」「タブレット」でメディア総接触時間の1/4以上へ
東京都だと3割の人がタブレット所持、だそう。マジかよ。
② メディアヘビー接触層(1日6時間以上の接触者)が半数に迫る
③ 「スマホ」「タブレット」で同程度利用されているのは 「動画」「検索」「ショッピング」
でした。
◆編集長としてオウンドメディアを約2ヶ月間運営して気づいたこと
http://jet-set.hatenablog.com/entry/2015/07/06/031114
アイデムのオウンドメディア「ジモコロ」を担当するBHBの柿次郎さんがオウンドメディア運営・運用の感想と大事なことをまとめております。
大事なこと→
・ライターの個性・特性を生かし、企画の大枠を一緒に作り上げる
・入口から出口まで編集者がしっかりとサポートする
・クライアントを巻き込んだ「一体感」を共有する
・瞬間風速だけで消化されない、印象に強く残る記事を積み上げる
・何よりも自分が楽しめることを第一にメディアと向き合う
超共感やん。
だがそれがとても難しいのも事実。
◆FacebookがCPCの算出方法を変更
http://unyoo.jp/2015/07/facebook_updating_cpc/
より広告主からみると課金すべきものに課金されるようになる、と。
具体的な変更点(というか結果的に課金地点として採択されたの)は以下。
・Facebook外に遷移するクリック
・Call-to-action ボタンのクリック(「詳しくはこちら」等)
・アプリインストールのクリック
・Facebookのキャンバスアプリのクリック
・他のウェブサイトで再生される動画へのクリック
配信ロジックなどは基本的に変更なく、これといって対応しないと広告落ちが、、、とかも皆無だそうです。某Gグルとはえらい違いやで。
◆ファンコミュニケーションズ、アプリ内課金も成果地点にできる
複数成果地点型アフィリエイトアドネットワーク「seedApp」β版提供開始
http://rtbsquare.ciao.jp/?p=7580
また振り切ったメニューが出てきました。
っていうかこれLTV地点によって発生した成果って媒体に戻してるんですね、なんかお金のもらい方と払い方をぐにゃっとしてる気がします。うん。各LTVの値付けもどこに主導権あるのか分からず、謎メニュー感すごい。たまらん。
◆CyberZ、APAC主要13か国・地域のスマートフォン広告市場動向調査を実施
https://cyber-z.co.jp/news/research/2015/0708_2630.html
APAC地域の2014年スマートフォン広告市場規模は1兆2,343億円、
前年比256% 2018年の市場規模は約4倍の4兆8,161億円に達すると予測。
だそうで、すげー伸びてるんだそうです。各社、結構海外進出に注力しておりますが我々のような国内のマーケ部隊も海外市場を担当する日が来るんでしょうかね。(とか言ってると大体来るんでしょうね。しぬ。)
◆「マルチデバイストラッキングシステム『VISARY※』」。
パーソナライズ型運用広告の実現
http://s1o-i.jp/service/visary/
トレーディングデスク代行のS1Oインタラクティブさんが、待望の自社プロダクトをリリース。言うてることはわかるものの、やってることがよう分からず(3PASじゃね?)、ですが。。。
あと名前がVizuryと被るし、よう命名したなあと思ってしまいますが、僕はS1Oはとてもいい会社だというのは知ってます。めっちゃいい人たちですよ。
以上、
今回もよくわからんですが
お目通しいただければ幸いです。
先週末から体調を崩しており、そのまま週末もおふとんにゴールインしそうな高橋でした。
なんつって。
【広告業界ニュース号外】「成長したい」っていう新卒~3年目社員が読んだらいいと思う対談と、成長について考えてみた。
ブンブン ハローユーチューブ。高橋です。
手段と目的の話をします。
テーマは「仕事と個人の成長」です。
下に紹介している対談、とてもよかった。成長したいという人が成長できない、というよりは成長してない人しか「成長したい」って言う暇がないし、かつ「成長したい」ということ自体は成長につながるものではない。と思った。
なので、もしあなたが仕事において「成長したい」って言ってしまっているなら、それは時間の使い方を決定的に間違えているのだと僕は考えています。
成長したいのなら、いますぐもう少しだけ背伸びをしよう。
とっとと別の仕事に手を出そう。
そりゃあ「成長したい」と思うこと自体は非常にたいせつなことです。必要不可欠です。
大前提、そう思いながら仕事に打ち込んだ方が、自分にとっても会社にとっても周りの人にとってもいろいろな意味でいいと思います。
ただ、あくまで「成長したい」というモチベーションはそれ自体は、あなたを成長させるものではなく、その成長を助ける促進剤のようなものです。がっつりした栄養はまた別の食事でとらねばなりません。言い訳にしてはいけません。
「成長したい」と思うことと、あなたが「成長する」ということは、実はある程度分けて考える必要があるかと思います。
参考書を買っただけで勉強した気になったり、タウンワークを集めただけでバイトした気になったり、説明会に参加しただけで就活した気になったり、特茶を飲んだだけでダイエットした気になったり、スケジュールやタスクリストを埋めただけで仕事した気になったり、人間は日々いろいろな「手段の目的化」に陥りながら生きていますし、案外世の中はそうやって回っています。
「成長したい」と思うこと。それ自体は大事な大事な「始めの一歩」ですが、そのままではいけません。
二歩目は「実際に成長するにはいまどうすべきか」の答えを得ることです。
一人で考えるのもいいでしょう、でもたいてい「成長したい」と思う以上、自分は「未熟」だと思った方がいいでしょう。この問題の答えは自分の外にありそうです。
人に聞くなり、先輩(お父さんとか身近な大先輩ですよね)に聞くなり、誰かの本を読むなりしてみましょう。
その次の一歩は、二歩目で得た答えを実行することです。
一旦、”した気になりがち”な頭と口は置いといて、なまなましく手を、足を、動かしてみましょう。
来週からそうしてみましょう。
だって今日は金曜日だもの。
そういえば今週の日曜日は”父の日”ですよね。
新卒のみなさん、「仕事と成長」をテーマに、週末はオヤジと酒を酌み交わしてはいかがでしょうか。
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なんつって。
【広告業界ニュース】最近話題のリワード広告についていろんな面から解説してみるよ!の話
ご無沙汰しております。もしかして高橋じゃないですか?
そう、そのもしかしての、高橋です。
いまなにかと話題のリワード広告の話をしますよ!!!!
※なけなしのSEO対策
ちょっとプログラミーングな研修とかに手を出しており、だいぶ使ってない脳みその部分を強制的にエキスパンディーンしてたら脳みそが死にました。デプロイ。これが更新が滞ってた理由です。ごめんなさい。でもプログラミング良いですね、大変よい。
先週の今まで手を出してこなかったことを割とマジで悔いております。あんな可能性まみれのものが世界中でいじくられているなんて、楽しすぎだろ。自分もがんばろう。
さて、そんなこんななちょうどここ数日間で、リワード広告周りが非常に沸いとりますので、ちょっといろいろ見てみました。
元中の人だったりするわけで思うこともあり、とはいえ「ブースト終わる説」は「動画広告元年」と同じくらい歴史のある伝統行事。全然取り上げるほどでもないだろうと思ってたわけですが、今回はちょっとApple様の意図がいろいろ具体的なご様子。
Appleからしてのリワード広告の良し悪しは明確、「やめろ」と言っている。それはリジェクト理由にもある通り「インセンティブを与えてラ ンキングに影響の出るアクションをさすな」という理由です。
AppleはiPhoneをリリース後、アプリランキングを聖なる場にしたかったのですね。
なので、マジでAppStoreで優遇しろ、系の交渉は通用しない。
※世界的にAppleにすげえFeeを支払っている課金モデル(たとえば課金系ゲームなんか)は別かもしれないです。キャンディーなんとかとか、なんとかデイとか。
結局、ものが縦に並んでいれば、その上下に価値が生まれ、上位を欲しがる事業社と、ユーザーに真摯に良いものを見せたいプラットフォーマーに分かれます。 Googleのアドワーズだってそうだ。品質やユーザビリティでスコアリングをし、ユーザーがアクションする場をキレイに保ちたいわけです。その思想はTwitter、Facebookのインフィード広告でも言えるわけです。
ネイティブ広告はユーザーを”より無意識に”誘導しやすい。それは企業や媒体側からしてもリスクなわけです。誰にとっても消費者の意図と異なるもの、期待をそぐようなものはよろしくない。広告であれ、そうじゃなかれ、リンクのマナーとして当たり前です。出来てないとダサい。上っ面の数字ばっかり追っかけてるのダサい。
「ユーザーによくないものは出さねえからいい広告作ってこいよ。」となるのも納得ですね。それにずーっと前から注目し、発明したGoogleはマジですごい。TwitterもFacebookもみんな同思想の後追いですからね。まぁいいや。
リワード広告、広告主から見たらどうか。「こんだけ叩かれてるんだからなんで金払うの?」と。
利用用途はふたつあります。ひとつはboostingとも呼ばれるストアランキング施策。インセンティブを与えてDLをコントロールし、一定期間に圧縮伸長させランキングロジックに誤認識を与え、上昇させる。
特に新作アプリなどでは鉄板のメニュー、費用対効果も良い(これは新規DLユーザーの在庫が多いことが期待されるからですね)。だいたい単価55-80円くらいですかね、最近はもっと安いのかな、1DLあたり。
普通にインストールさせるアフィリエイトだと350-500円程度はかかるので、ランキング上昇で得られるオーガニックインストールが全体感で獲得できればおおよそokになる。そして(質的観点はまた別だけど)、だいたいこの指標はクリアーできてる。
一時期はブーストしてランキングを上げるために使ったDL数の120-200%くらいの自然DLが獲得できていたように記憶してます。去年末だとさすがに効果も下がってきて60%とかだったかなあ。それでも上記単価感であれば十分ペイできてる。
もう一つはDL数稼ぎ。○○万DL突破!みたいなことを言いたい。スタートアップとか特に。
やっぱさ、一つ基準になるわけですよ、DL数。こういう座組みがあると、知られていない段階に限りますけどね。
なので今後は「え?まだDL数とか言ってんの?エーウソーDL数がKPIで許されるのは小学生までダヨネープークスクス」とかになるんでしょうか。(知らない)
えー、市場背景はこんなもんにして、この話題に点火したのは相変わらずのわれらが切り込み隊長です。
グノシー他、AppBank「モンスト攻略」ブーストでアプリダウンロード数を水増し
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20150613-00046604/
どうもGunosyが大量出稿したようでそれが目について筆を執られたとのこと。
目を付けられた媒体はモンスト攻略(某代理店とAppbankの共同メニュー)だそうで
現在このアプリはリジェクトされたりリワードメニューのオファーウォールも撤去してるみたいです。 ソシャゲ攻略系媒体のパワーはすごいですからね。マジで。
そしてそれを受けたのかなんなのか、日経ビジネスにもこの話題が登場し、ちょっと過去例を見ない広がり方をしている現在です。
スマホアプリ、操作されるランキング ランキングを意図的に上昇させる「ブースト」の内幕
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20150615/284251/
こちら非スマホマーケター向けにかなり優しく解説されているのですが、結局最後はCAリワードの堂前さんが「取り締まらないアップルも悪い。今後もやるもんね。」みたいな気合いたっぷりのコメントで締めており、再炎上の材料としてはなかなかの仕上がりになっていると感じました。
※っていうかCAの広報はなんでこれをOK出したんだろうと、、、
そして名指しリジェクトされるAppdriver。(アドウェイズ提供の大手リワードASP)
Appleが招待コードや事前登録を取締中と判明。Appdriverは名指しでリジェクト。
http://www.gamecast-blog.com/archives/65831943.html
これは結構いろんなところが驚いたと思います。
はてさて。
ちょろっとみたところ、広告主やASP側、Apple側から話されることは多いものの、媒体側で意見してる記事が少なかったので、ちょっと知ってる範囲で追記します。
大前提、リワード広告を実装しているアプリ媒体側の話をすると、昔(ざっくり2014年の夏ごろくらいまで)はUU数とかメディアの規模がほぼイコールで「リワード消化件数」なわけでしたし、それがそのまま媒体の収益規模だったわけですね。
ただ、それがちょっと最近では変わってきており、結論から言うとリワードのDL在庫は供給過多に陥っておるわけです。背景はいろいろあるんですが、最たるものがコモディティ化になるかと存じあげます。
「楽に儲かるやん」と媒体側に参加障壁もなく、案件数もある程度安定しており、アドウェイズのAppdriver、CAリワード、GREEリワードをはじめ大手ASPに参画する小遣い系メディアが多数出現しました。これにより、DLできる在庫がどんどん増えていくわけです。しかし、先述したとおり出稿する広告主の目的はDL数じゃないケースもあります(っていうかそっちがほとんどです)。
ランキングの上昇を目的としている場合、目標を達成する最小件数で実施がしたいわけです。
なので媒体は自社のMAX在庫を消化することは少なくなってきており、この消化スピードの取り合いが、激化しているわけですね。具体的にはユーザーに対するプッシュ通知とか、アマゾンギフト券等インセンティブの還元率とか、単価とか。あと、いまは17:00にスタートしてAppStoreのランキング影響タイミングにどんぴしゃ当てに行く!みたいな感じですが、昔は24時間あたりのDL数とかでしたからね。いまは大変細やかにいろいろやらんといけなくて大変そう。
なので市場としてはかなり、えげつなく苦しい状況にある。という認識でよろしいと思います。ほとんどの媒体施策は売上削ってでも案件取ってくる、みたいな感じ。
※ぶっちゃけ新規案件数はなくならないものの、増加率より価格降下のほうが激しく、微シュリンクしてそうなくらいです。
まぁみんなでしんどいわけですな。
荒れ模様な「ランキング施策したい人たち」を尻目にストアランキングの情報で言うと
LINE MUSICがトップを守りAppBankブーストも堅実に2位だけど変な音楽アプリが入ってきてなんか不穏な #AppStore定点観測 6/12
http://app.tokyo/2015/06/12/1346/
LINEミュージックはリリース当日にめざましテレビ(たしか)で取り上げられ、一気に激伸び。
公開中、LINE側のインフラがやばくなるくらい一挙にトラフィックが集まったとのこと。
公開2日目にして116万DLなんだそうで。
テレビで言えばMidomiのSoundhoundもなんか無料1位取ってたなあ、と思ったら
AppleMusic発表に関係なくmidomiがスマスマで使用され総合1位に!!
http://app.tokyo/2015/06/09/1277/
スマスマで紹介されたんだそうです。
なんだよ、結局テレビかよ。と思った次第です。
そんななか、ブーストとは関係なく今度は事前登録が取り締まられていたり、
消える予約特典。Apple、事前登録も取り締まり開始か。
http://www.gamecast-blog.com/archives/65831810.html
Appdriverといい事前登録といい、翼をもがれるアドウェイズさん。。。
記憶だと結構昔から大々的なアカウントリジェクト(結局再起不能だったって聞いてる)みたいなことやられてましたし、なんか露骨に目を付けられてて損してる気がしますね。
(某代理店の当時のブースト開発部門やそれこそCAリワードさんなんかはあまり怒られたことない気がします。※外部の感想)
っていっても、だいぶAppleは取り締まりを強化しつつ、なんていうか排他的な成長をしており、ちょっとどうなんだろうなあ、と思う次第。
ウォール広告もリワードも、リザーブも、あとiOS9のコンテンツブロック(結局自社のNewsアプリにコンテンツ寄せたいんだろう)も、なんだかいやーな感じがしてしまいまうす。
なんつって。
【広告業界ニュース】お手軽リッチアドなシネマグラフとFirefoxブラウザの広告展開と不正広告やテレビ広告を引き続きなんとかしたい話
帰れそうで帰れない、ちょっと帰れそうな月曜日。
みなさんこんにちは。デートしたいのにデータばっかり。陰鬱マーケティングの高橋です。お元気ですか。
久々にサクッとやって帰りましょう。帰ります。
シネマグラフってご存知ですか?
今日、代理店の方が言ってたんですが、これバナーにすると結構いいらしいです。スマホとか、ちょびリッチくらいな感じで。クリエイティブが単調になってきていたら、こういうアレンジもいいかもしれないです。
高橋は中学のとき美術が2でしたので、作り方とかは全然分かんないです。おもしれーっていう感じです。
※クリエイティブの人いわく、そんなに工数かからないとのこと。バナーの3倍?とかだそうで。
高橋は中学の時、美術が2でした。高校時代はそもそも選択しておりません。
どうぞよろしくお願いします。
いよいよFirefoxが広告メニューをローンチ。このニュース自体は昨年の秋ごろに流れてましたね、たしか。
ブラウザのプレイヤーが広告をやるとなると、良くも悪くもその反響は大きくなりそうです。とはいえ、「サジェスト」や「レコメンド」と広告の差ってなんなんじゃい、って言われたら誰も明確な説明はできないですけどね。どこまで行ってもこの論争に終わりは来ないでしょう。
しかし今まで非営利のうえで存続していたMozilla、なんかいろんな人を裏切るような形になるのでは、と勝手に心配してしまいます。
ブラウザを持ったプレイヤーの広告プロダクトとしてのメリットはおおよそ4点。
・ユーザーの活動履歴その他情報による精微なターゲティングの実現
・UI/UX上での権力と自由度が大きく、よりストレスレスな広告表現の実装
・競合排他
・3rdPartyに依存しない計測キーの可能性
どれもいまの広告市場において価値の高いものばかりですが、FireFoxを利用するユーザーはそれなりにリテラシーも高く、ハンドリングが重要になりそうです。
むしろこのタイミングでブランド型のメニューとかリリースしたらそれなりに売れるんじゃねえか。Samsungとかあたりに。
あ、スマホ端末競合でダメか。
SEOって結構初めてなのでいろいろと勉強中の身なのですが
こういったまとまったリストがあるとすごく助かります。
自分でサイト持ったりすると、より身に付きやすくなるのでしょうなあ。
いつごろそこまでいけるかはわからんですが、とりあえず後学のために呼んでおこうと思いました。
コムスコア社の、主にビューアブルに関する広告調査のレポ―トです。
先のアドテックサンフランシスコ2015は、それこそFlaud(広告の不正imp、CL)などについてマーケターやメディアやらでディスカッションが燃えたそうですが、国内でもデジタル広告に費やしている金額の半分近くが不正なBotに対する課金かも、みたいな話もありつつ、最近のディスプレイ広告のグロスの半分は中間業者のマージンだ、みたいな話もあったり、じゃあ我々広告主は何にお金を払っとんのじゃい。となるわけですね。
いずれにせよ、米国では結構温度感高く議論される不正の問題、これらの是正や正確な計測によくコムスコアさんは出てきますがそういえばあんまり絡みがないですね。
と、なんとなく思いました。本当に思っただけだけだからすごい、それなのに書いちゃうすごい。
※不動産業界を激震させるサービス「囲い込みチェッカー」をイタンジがこっそりリリース
http://www.ikedahayato.com/20150522/30755049.html
イケハヤ先生の記事なのがちょっとアレですが、広告業界だけならず、
お金の流れが見えない部分には、ちゃんとメスが入るんだなあ、という。
テレビ局はオーディエンス分析をしているのか。 - 業界人間ベム
6割くらいは当たる横山さんのブログが久々の更新。
最近、Googleをはじめ、デジタル広告のインベントリになりつつあるテレビに関するお話。
いろいろ書いてあるものの、個人的に読んでいて感じたのは下記の2点。
・テレビっていうメディアや、それが創り出すユーザー体験ってもう少しマーケティングできるよね。
→コンテンツもそうだし、広告出稿ももっといろいろできそう。
・テレビの人たちや代理店が取得しているデータって、どんな内容でどれくらいのボリュームなのかは知っておいた方がいい気がする。
というものでした。上記したとおり、国内外の事情差はあれど、遅かれ早かれテレビ広告在庫もデジタル広告的な管理下に置かれるはず。
そうなったときに「どうしましょうか」というのはちょっとイケてなさすぎるので、国内向けにその領域もカバーしリードしチャレンジできる集団でありたいなあ、と思いました。頑張ろう。
#めずらしく横山さんが自身の仕事についてオチを付けておりますが、コンサル業ピンチなのかな?と思いました。
以上でございました。
ご確認よろしくお願いします。