知識は挑戦を阻害する、という話と大企業みたいな雰囲気について
もちろん、情報はあるに越したことはないものの。
言いたいことも言えないようなポイズンな現代社会を生き抜いていく上で、「無理を通す」という状況は必ず出てくる。
そんなとき、知識がその挑戦を停止させてしまうことは否めない。
何でもできる人は、ある意味でリスクを懸念して、殊に失敗ができないという状況下においては何もすることができなくなってしまう。
情報を持っている状態の選択者が最も恐れることは情報を持っていないということ。
そこに感情というものさしで恐怖というとっても人間的な評価を下してしまうと
あっ、という間に別のルートを模索し始める。探し始めている。
頭の良いオールラウンダーは目的への融通が利くが、手段にコミットしない。
結果は残すが、いい意味で手段を選ばない。
それは新しい発見かも知れないし、まだ見ぬ勝ちパターンになるのかもしれないし、
結果が出たというブライトスポットを、偶察的に見つけてくる。
そんなのを最近流行の言葉で言うと「グロースハッカー」とか言うんじゃなかろうか。
そしてそういう文系理系、理論と実践、を飛び越えてできちゃう人材が超希求されている。
上記のようにちゃんとやっていて、かつこれが評価されなくなったら、
その組織はめでたく大企業の仲間入りなのだろう。
おめでたい。
「余計なことはせんでいい」は、やっぱりモチベーション下がるよね。
なんつって。
※先日Tumblrで投稿したものを編集しました。